ごあいさつ
当協会は、日本の平和と国民の健康と福祉を願って、いち早く終戦の翌年の昭和21年（1946）1月に設立されました。
それ以来、学問的活動としては広く動物、植物、微生物が産生する天然物の成分や、生薬製剤あるいは健康食品の生物活性の研究が行われてきました。主として、それらの物質の栄養学、食品化学、生化学、医科学及び薬科学的研究に携わっています。
一方、スポーツ科学の分野において、骨格筋の機能や成長、あるいは免疫細胞に及ぼす運動や天然物の影響などの運動生科学的研究も行われました。
更に、昭和55年（1980）から医療機器の生物学的な安全性を評価するための検査業務を開始いたしました。この事業は、患者の身体と接触する医療機器について、生物学的安全性評価に関する非臨床試験の適正で円滑な実施を確保し、医療機器の安全性と信頼性を保証することを目的としております。
当協会は、この目的達成のために努力を続行し、医療と医療機器産業の発展に貢献する所存であります。
